終戦記念日。
今日、8月15日は66回目の終戦記念日でした。
私の父方の祖父は海軍兵で、アメリカ軍の爆撃を受け、
片目を失いました。
同じ船に乗っていた人は、みんな亡くなったそうです。
母方の伯父は、戦争へ行ったまま、
天国へと旅立ちました。
大正生まれだけど、独学で楽器を弾いたそうです。
音楽が大好きだったと聞かされた時、
私が会った事のない「おっちゃん」の思いが、
私に伝わってくるような気がしました。
おじいちゃんがすごく気難しかったのは、
仲間を目の前で失った、
戦争の記憶に苦しめられたからですか?
おっちゃん、もっともっと音楽やりたかったよね?
一度も会えなかったけど、
私の中にその血が流れているから、
だから私が今、舞台に立っていたら、
一緒にそこにいて、守っていてくれるんだと思います。
一緒に歌っているんだと思います。
私が小さい頃、祖母からいつも戦争の恐ろしさを聞かされました。
空襲、防空壕、集団疎開、特攻隊……
そして、原爆……
二度とこんな事が起こりません様に。。。
私達は、傷つけ合うために生まれてきたんじゃない。
冒頭の画像は、『京の七夕』。
この短冊は、仙台市の神社へ奉納されるそうです。
「地球が平和であります様に。
東北の皆さんが元気であります様に。」
と書きました。
by hitomi3-74
| 2011-08-15 23:55
| 徒然日記